電子工作をする中でトラブルシュートする際にPWM波形を見たくなるなど,テスターだけだと物足りなくなる機会が増えてきたため,,デジタルオシロスコープを購入することにしました。PCと接続するタイプもありますが,PCの画面を占有して欲しくないので,スタンドアロンタイプで探すことにしました。オシロスコープといえば,最低でも10万円,高いものは3桁万円するというイメージがあったのですが,5万円未満で購入できる超安価なものがありました。今回オシロスコープを比較検討し,その中の1つを購入したので,レビューしたいと思います。
購入前~製品選び~
5万円未満のスタンドアロンタイプのデジタルオシロスコープを比較したのが以下の表です。
| 機種名 | DS1054Z | SDS1022 | SDS1102 | SDS1104 |
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| メーカー | RIGOL | OWON | OWON | OWON |
| ch数 | 4 ch | 2 ch | 2 ch | 4 ch |
| 帯域幅 | 50 MHz | 20 MHz | 100 MHz | 100 MHz |
| サンプリングレート | 1 GSa/s | 100 MSa/s | 1 GSa/s | 1 Gsa/s |
| 参考価格(税抜き) | \45,300 | \21,474 | \29,773 | \29,800 |
| Amazonのリンク | こちら | こちら | こちら | こちら |
| 秋月電子のリンク | なし | こちら | こちら | こちら |
SDS1022とSDS1104とで迷ったのですが,ch数の多いSDS1104に決めました。現状すでに2chの波形を見たいことはあるので,今後3ch以上同時に見たくなることもあるのではないか,と思った次第です。帯域幅は商品によってはアップグレードすることができるそうですが,ch数は購入後増やすことはできないので,ch数が少ないものを買って後から後悔したくないという思いがありました。
購入前の最大の懸念は,格安中華製ということで品質に問題がないかという点です。この点について調べると,秋月電子のサイトに記載されているのですが,この商品は秋月電子とOWON社が2年にわたって共同開発したものらしいです。秋月電子プロデュースの品だと知ってからはだいぶ安心感が持てました。また,秋月電子よりもAmazonの方が 1万円ほど安かったので,Amazonで購入することにしました。
購入後~使用レビュー~
開封
デジタルオシロスコープというと,学生の頃に実験室に置いてあったのは奥行がかなりあるものだったので,商品が届いたときは「箱ちっさ!軽っっ!」という第一印象でした。
内容物は以下写真↓。本体と電源ケーブル,USB Type-A Type-B接続ケーブル,プローブ×4本です。

本体重量 1.1kg,奥行の寸法が約75mmと華奢なボディですが,机の作業スペースも確保することができて良いです。
校正
さて,計測前にプローブを校正する必要があります。Arduinoで矩形波を出力して計測してみると,はじめは以下写真の”矩形波に見えない①,②”のような角が90°となっていない波形が計測されます。プローブにマイナスドライバーを差込んで波形の角が90°となるように調整します。プローブごとに校正が必要となります。プローブ1本あたり,1~2分で校正できます。

計測トライアル
サーボモータの波形を取ってみました。私自身,オシロスコープの扱いに慣れているわけではないですが,直感的な操作で計測ができます。というか,Autoボタンを押せばで適切な軸のスケールをしてくれるので特別な操作は不要です。
ちなみに動画に用いたsketchは以下となります。
#include <Servo.h>
Servo myservo;
void setup(){
myservo.attach(6);
myservo.write(90);
}
void loop(){
myservo.write(0);
delay(1000);
myservo.write(90);
delay(1000);
myservo.write(180);
delay(1000);
myservo.write(90);
delay(1000);
}最後に
今回購入したSDS1104は安価で使いやすく,趣味用途としては十分なスペックでした。はじめは格安中華製ということで懸念もありましたが,作りもしっかりしていて安っぽさもなく満足しています。今後,トラブルシュートがはかどりそうです。






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