その1 からの続きです。
その1では SK本舗の水洗いレジン を使い,1日ももたずにバキバキに壊れてしまいました。光造形方式の弱点の一つである材料の脆さが出てしまいました。そこで今回はその弱点をカバーした SK本舗の高靱性水洗いレジン を使って造形してみたので,レビューをします。
造形 & サポート材の除去 & 二次硬化
高靱性水洗いレジンは高額なので,造形に失敗するのが嫌で,CHITUBOXの設定でサポート材の密度を70%(デフォルトは50%)にしました。
見た目からしてサポート材多めです↓


その1 で使った通常の水洗いレジンだと,素手でサポート材を少し曲げるとパキパキ音を立てながら折れるので取り外しは楽だったのですが,今回使った高靱性レジンは材料の”ねばり”が強く,ちょっと曲げたくらいでは折れません。そのため,多数のサポート材の根本をニッパーで切断する作業が必要でした。サポート材の密度を高くしたのが仇となり,サポート材の除去作業は2時間くらいかかりました。作業中に心が折れそうになったので,次作るとするなら,このレジンの場合だとサポート材の密度を50%程度などもう少し減らして挑戦してもよいかな,と思います。

サポート材が無数に生えている↓。これをニッパーで除去するのが大変でした。

サポート材を除去したあと,二次硬化を行いました。二次硬化を行う前にキムタオルで乾拭きし,ドライヤーで乾かすことで十分に水分をとりました。
1. 造形後そのまま放置しない,2.二次硬化前に十分に水分をとる ことが靱性値を下げないために必要です。これらに気を付けていたため,高靱性を実現できました。
完成!
サポート材を取り外すとこんな感じ↓ 見栄えは良いです。

しばらく使ってみると…
1か月くらい使えましたが,最終的にご覧のように割れてしまいました。ただ,流石に高靱性というだけあって,亀裂が入っても一気に広がることはなく,日々少しずつひび割れが増えていった印象です。
今後の反省点として,このデザインのように四辺付近の負荷がかかるところでの肉抜きは控えた方がよさそうです。




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